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しおかぜ留学募集中

スタートして3回目となりました。まだまだ技術的な面が不十分なため、レイアウト等、日々マイナーチェンジをしながら試運転といったところです。ご了承ください。

さて、村では4月から「しおかぜ留学」と称して島外から子どもたちを受け入れる、いわゆる山村・漁村留学をスタートします。(詳しくは、村のホームページや学校のホームページをご覧ください。)本日も、現地見学・面談のために関東から一組お出でくださいました。島の見学の後、授業を参観していただき、学校にも好印象をもたれたようです。昨年12月20日に朝日新聞全国版で取り上げていただいたことで、村教育委員会には全国から問い合わせが来ているそうです。

当校では、極少人数の利点を生かした学習面、生活面でのマンツーマンの指導を進めています。職員は、常に温かく、ていねいに児童生徒と接し、人間的なふれあいの中で、一人一人のよさや可能性を引き出すことに努めています。
また、島では島民全員が顔見知りです。「子どもは島の宝」として、地域の中でのかかわりを通して、あいさつや礼儀、善悪の判断、思いやりなどを自然と身につけていきます。ここで過ごしていると、地域の教育力というものをまざまざと実感します。学校と家庭、地域が深く結び付いており、島の豊かな自然や人とのつながりを生かした特色ある教育活動を進めることができます。まさしく、一体となって子どもたちに「社会を生き抜く力」を育んでいるのです。

本保建男村長は年頭に今年の決意として「人が育つ島」を掲げられました。これは、「しおかぜ留学」を視野に入れての思いであり、「交流を通じ、村民も一緒に育っていきたい」と話しておられます。この留学制度を何としても成功させるために、学校としても職員が一丸となって準備を進めているところです。

校舎からの眺望。今朝は久しぶりに青空が広がる。対岸は村上市山北地域、直線距離で20キロ
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