サイエンススクールin粟島

本日22日(火)は朝から快晴。12時到着のフェリーで、村上市理科教育センターの皆様が来島されました。

午後2時から体育館で「わくわく体験サイエンススクール in 粟島」が開催され、30名を超える方が集まりました。粟島での開催は久しぶりとのことです。

第1部は協力員の武藤 重之先生による「液体窒素」を使った実験です。まずは定番であるバラの花を凍らせて、粉々にする演示です。

続いて、3名の希望者によるゴムボールを凍らせて、落下させる実験。破裂音に耳をふさぐ子も。

4グループに分かれて、それぞれがジュワー瓶に液体窒素を入れてもらい実験をしました。安全面の注意を守りながら、一人ずつバラをバラバラにする実験です。小中学生に加えて、園児の皆さん、卒業生、そして帰省している人たち、地域の方など、大勢の方が参加してくださいました。

バナナを凍らせて木にくぎを打ちつけているようす。繰り返し凍らせて、中にはバナナが折れたグループも。

風船を液体窒素に入れると、またたく間にしぼんでいきます。空気中に放置すると、あっという間にふくらんだ状態に戻ります。風船内で、空気が液体になったようすに驚いていました。ここまで、楽しんで実験をしているうちに1時間が経ちました。

第2部の前半は協力員の高橋 一哉先生によるモーター作りです。高橋先生は、平成19年度から21年度まで、当中学校で勤務されていたので、当時の顔見知りの子どもたちも多くいました。

単3電池と磁石、コイルでのモーター作りはなかなか難しいようでしたが、結構回転運動までこぎつけていました。中には、すごい速さで回転させることができた人も。

後半は、専任所員 平田 恒彦先生による紙飛行機作りでした。空気の流れをもとに紙飛行機が飛ぶ原理を説明しながら、2種類の紙を用いて飛び方の違いを探ります。

できあがった飛行機で早速飛び方の違いを調べます。子どもたちは興味深く取り組んでいました。3名の指導者の皆様のおかげで、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

終了後は、グラウンドに出て、先輩を交えてサッカー。この後、夜8時から星空観察会です。